毎月の携帯料金は平均いくら?月額2000円以下で使えるおすすめの格安SIM

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「世の中の人は、携帯料金に月額平均でいくらくらい支払っているんだろう」「自分の月額携帯料金、もしかして高すぎるのでは?」こうしたお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。この記事では、一般的なスマホユーザーのデータ使用量と月額利用料金について解説するとともに、それよりも安く賢く使える「月額2000円以下で使えるおすすめ格安SIM・プランをご紹介します。

毎月の携帯料金の平均額はいくらくらい?

1-1. 平均的な月額携帯料金は2000~5000円程度

MM総研が行った「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」の調査によると、スマートフォン利用者の月額利用料金は以下のように示されています。

引用元:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=525

この調査では、スマートフォン利用者(ユーザー)をそれぞれ以下の4種類に分類しています。

  • MNO 4社 スマートフォン:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルかつスマホ利用者
  • MNO 3社 フィーチャーフォン:ドコモ、au、ソフトバンクかつガラケー利用者
  • サブブランド:ドコモ、au、ソフトバンクの格安プランに契約している人
  • MVNO:その他の格安SIM事業者に契約している人

まず全体としてみると、携帯の月額利用料金は2000~5000円の間に収まっていることがわかります。

1-2. 4大キャリアのスマホユーザーの月額利用料金は5,146円

4大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の主要プランに契約していて、かつスマートフォンを利用している人の月額利用料金は5,146円で、他の区分と比較しても最大となっています。この層は日常の中でスマートフォンを定常的に使っている、最もヘビーユーザーと言っていい人々なので、月額利用料金が最大であっても納得の結果だと言えるでしょう。

「コストはかかってもいいから、ストレスなくたくさんスマホを使いたい」といった人々が当てはまります。

1-3. 3大キャリア、ガラケーユーザーの月額利用料金は2,592円

3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のガラケー(フィーチャーフォン)を使用している人の月額利用料金は2,592円となっています。

ガラケーは現在主流である4G、5Gなどの回線を使用できません。また、本体の機能をスマートフォンと比較してもメールや通話、Webブラウジングなどの通信端末としての機能、アプリの充実度などでも劣っており「高齢者やデジタルリテラシーが高くない人など、手慣れた端末を手放したくない人が使い続けている」というイメージが強いのではないでしょうか。

こうした層は携帯を使う量もスマートフォンユーザーと比べて少ないと考えられますし、そもそも3Gの回線しか使えないため日々のデータ使用量も必然的に限られます。

それを裏付けるかのように、月額利用料金も4大キャリアのスマホユーザーの半額という結果になりました。

1-4. 3大キャリアの格安プラン契約者の月額利用料金は3,157円

3大キャリアのうち、通常よりも料金が安いサブブランド、いわゆる「格安プラン」を契約している人の月額利用料金は3,157円となっています。具体的にはahamo(ドコモ)、UQ mobile(au)、SoftBank on LINE(ソフトバンク)などの利用者が当てはまります。

「携帯料金は安く抑えたいが格安SIMは使いたくない」という人々のため、利用料金はちょうど3大キャリアユーザーと格安SIMユーザーの中間にあたる価格帯です。

1-5. 格安SIMユーザーの月額利用料金は1,889円

格安SIMを利用している人の月額利用料金は1,889円という結果となりました。2000円を切る金額であり、ガラケーユーザーと比較しても安い、最安の利用料金です。

2. 毎月の携帯データ通信量の平均はどのくらい?

2-1. 月間データ通信量は平均8.95GB、7GBまでで75%を占める

同調査では、合わせて月間のデータ通信量も調べています。以下のグラフをご参照ください。

引用元:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=525

これによると、携帯・スマートフォンの月間データ通信量は平均値8.95GB、中央値3GB、対象者の75.4%が月間7GBまでの通信量で収まっているということがわかります。

2-2. データ使用量10GB・月額利用料金2000円以下を目指そう

調査結果から考えると、一般的なスマホの使い方であれば少し余裕を見て月間データ通信量は10GBもあれば十分であると言えそうです。さらに、平均的な月額利用料金が2000~5000円であることも合わせて考えると、

毎月のデータ通信量は10GB以内のとき、利用料金=2000円以下

に抑える使い方ができれば「世の中のほとんどの人より、携帯の利用料金を安く抑えられている」と言えるはずです。この数値が「安く賢く携帯が使えているか」の基準になる数値です。

2-2. 月額利用料金2000円以下なら3大キャリアより格安SIM

すでに見てきたように、3大キャリアの場合、月額利用料金は平均5000円台となり、サブブランドを使用する場合でも3000円台です。今回の目標は「月額利用料金=2000円以下」ですので、必然的に3大キャリアは選択肢から除外され、格安SIMの中から契約する事業者・プランを探すことになります。

3. 毎月10GB・2000円以下で使える格安SIM一覧

毎月のデータ通信量10GB・月額利用料金2000円以下の条件に当てはまる格安SIMの一覧がこちらです。

毎月10GB・2000円以下で使える格安SIM一覧

それぞれ特徴がありますので、ご自身の使い方と照らし合わせて見てください。当記事の最後に各社公式ページへのリンク集を用意しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

3-1. 毎月10GB使える格安SIMのデータ通信プラン・音声通話プランの料金

では、各社のデータ通信プラン、音声通話プランの料金を見ていきましょう。

毎月10GB使える格安SIMのデータ通信プラン・音声通話プランの料金

※エキサイトモバイルは12GB・Flat定額料金プランの利用料金です。

※ゼロモバイルは20GBプランの利用料金です。

このように、月額2000円以下で使える格安SIMのプランは、案外多いものです。ゼロモバイルのみ、最大だと2000円を超える場合もありますが、20GBプランの料金であり、かつ広告アプリで利用料金を最大0円まで抑えられるという特徴を持っているため、合わせて紹介しました。

【格安SIM各社のHP】

今回ご紹介した月額2000円以下で使える格安SIM各社の公式HPへのリンクはこちらです。

興味があるサービスがあったなら、ぜひチェックしておきましょう。

4.まとめ:携帯・スマホを月額2000円以下で使うなら格安SIMから選ぼう

毎月の携帯料金がいくらくらいなのか調査したところ、平均2000~5000円前後かかっているということがわかりました。しかし同時に、多くの人の月間データ使用量は10GB未満にとどまっていることも明らかになりました。

そこで「本当に毎月2000~5000円もの料金を支払う必要性があるのか」を検証したところ、実際には「2000円以下の月額料金で10GBの容量を提供している格安SIMは数多くある」ということが判明しました。この結果だけ見ると「世の中の多くの人は携帯料金を払いすぎている」というふうに言えるはずです。

もちろん、携帯の事業者・プラン選びでは通信速度や回線の安定性など、今回ご紹介したもの以外のポイントもあります。とはいえ、現在の携帯料金に「払い過ぎではないか?」と疑問を抱いている人が乗り換えやプラン変更を検討するきっかけとしては、十分な材料になったのではないでしょうか。

この記事の内容を参考に、あなたにとって最適な事業者・プラン選びをスタートしてみてはいかがでしょうか。

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